開催概要

マルチプロジェクト編では、全てのプロジェクトやタスクを優先度に応じて3色に「色分け」し、「いまやるべきではないこと」に割り当てていたリソースを「いまやるべきこと」に集中させて組織全体のパフォーマンスを向上させる方法などを含めたCCPM3つのアプローチをご紹介します。

セミナー名 【マルチプロジェクト編】CCPM導入セミナー
日時 2021年1月20日(水)
15:30~17:00
会場 オンライン(Web会議システム) ※質疑応答時間を設ける予定ですので、マイクが使用できる環境でのご参加を推奨します。
定員 20
対象 経営層、本部長、部長職、PMO、プロジェクトマネージャー 他
※複数名でのご参加も大歓迎です。お誘い合わせの上、ぜひご参加ください。
※同業他社の方、研修講師業の方のご参加はお断りさせて頂きます。
内容

昨今、企業を取り巻く環境は大幅に変化してきています。
組織内外の環境変化に柔軟に対応できるプロジェクトマネジメント体制の構築は企業の至上命題となっていると言えます。

皆さんは、こんな経験ありませんか?

①:危険度が高いプロジェクトの報告が大量のメールの中に埋もれていて、対応が遅れてしまった。
②:多くのプロジェクトが同じ理由で停滞してしまっていた。
③:成果物品質の認識が部署間でズレていて、プロジェクト終盤で大きな手戻りが発生した。

このような経営層が抱える問題を解決するために、クリティカルチェーン・プロジェクトマネジメント(CCPM)の導入を検討してみてください。

CCPMには「バッファマネジメント」、「パイプラインマネジメント」、「フルキット」という3つの重要なアプローチがあります。

「バッファマネジメント」は【シングルプロジェクト編】でご紹介しておりますが、マルチプロジェクトマネジメントの観点においても重要な概念です。
※【シングルプロジェクト編】CCPM導入セミナー
http://www.toc-ccpm.net/seminar/20210113

①:危険度が高いプロジェクトの報告が大量のメールの中に埋もれていて、対応が遅れてしまった。
バッファマネジメントによって、組織内の全てのプロジェクトが優先度に応じて色分けされているので、経営層/マネージャーは、全てのプロジェクトの状況を客観性を持って、俯瞰的に、かつ、瞬時に把握することができます。
組織内の全プロジェクトの状況を俯瞰的に把握できるので、優先度の高いプロジェクトにリソースを集中させるといったようにプロジェクトの状況に応じて濃淡を付けてマネジメントを行うことができるようになります。全体最適なマネジメント判断がスピード感を持って行われ、組織全体のプロジェクト完了スピードが向上します。

②:多くのプロジェクトが同じ理由で停滞してしまっていた。
多くのプロジェクトには共通して「プロジェクトが停滞しやすいフェーズ(統合フェーズ)」があります。統合フェーズが同時期に重ならないようにプロジェクト投入時期を調整するというのが「パイプラインマネジメント」というアプローチです。
各プロジェクトの納期やリソースの負荷状況などを考慮しつつ、うまく統合フェーズが重ならないようにプロジェクトの投入時期を調整することで、全てのプロジェクトが停滞することなく着手から完了までスムーズに進められるようになるので、組織全体のフローが向上します。

③:成果物品質の認識が部署間でズレていて、プロジェクト終盤で大きな手戻りが発生した。
実行中のプロジェクトに大きな手戻りが発生すると、当該プロジェクトだけでなく、その他のプロジェクトにもその影響が及び、組織のフローが阻害されます。
プロジェクトや重要なタスクについては、準備が万端になっていなければ着手しないという状態を組織として当たり前にすることが「フルキット」というアプローチです。
準備万端にしてからプロジェクトやタスクに着手するというゲート管理は「当然のこと」かもしれませんが、大きな手戻りが発生していたとしたら、「当然のこと」ができていないということです。
組織の現状に即したゲート管理体制を構築することで部署/メンバー間の認識のズレはなくなり、大きな手戻りによるプロジェクト遅延を防ぐことができるようになります。

本セミナーでは、CCPMによるシングルプロジェクトマネジメント方法(概要)とマルチプロジェクト環境における「パイプラインマネジメント」「フルキット」などについてご紹介します。

少しでもご興味をお持ちくださった方は、奮ってご参加ください。
※ 「【新知識:UP-CCPM】不確実性が高すぎる上流プロセス向けCCPMセミナー」も別途開催予定です。併せてご参加ください。
※ 複数名でのご受講も大歓迎です。「周りのメンバーと一緒に見たい」「上司や同僚にこの考え方を広めたい」という方や周りにプロジェクトマネジメントにお困りの方がいらっしゃる方は、お誘い合わせのうえ、ぜひご参加ください。

◆ご留意事項◆
本セミナー冒頭でシングルプロジェクトにおけるマネジメントのポイントについての概要をご説明する予定ですが、より深く理解したいという方は、弊社開催の「【シングルプロジェクト編】CCPM導入セミナー」を事前にご受講して頂くことをお勧めします。

アジェンダ ・CCPMによるプロジェクトマネジメント(シングルプロジェクト環境) ※冒頭で概要をご紹介します。
・CCPMによるプロジェクトマネジメント(マルチプロジェクト環境)
・Q&A ※ご希望の方は1対1でのブレークアウトセッションも対応致します。
(Teamsにはブレークアウト機能がありませんので、別途対応致します。)
講師 弊社コンサルタントが務めます。
受講料 無料

*セミナー内容や講師は予告なく変更する場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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