CCPMとは?なぜCCPMなのか?

現在、プロジェクトの大規模化/複雑化、製品・サービスの多様化/短ライフサイクル化といった環境の変化により、プロジェクト遅延やコスト増大、品質低下、プロジェクト現場の混乱といった問題がさらに深刻になっています。このような中、既存のリソースでより高いパフォーマンスを発揮できるプロジェクト管理手法「CCPM(クリティカルチェーン・プロジェクトマネジメント)」に注目が集まっています。
プロジェクト管理に悩み、工夫し、努力して来られた方々から「これなら実行できる!うまくいく!」と評価されています。

■ こんなことありませんか?

根本原因を改善しなければ様々な現象を取り除くことはできません。

  • 内容がなかなか固まらない
  • 人が足りない
  • 深夜残業や休日出勤がやめられない
  • 調整や管理業務が大変(そんなヒマがあったら仕事を進めたい)
  • 上記のことをいつも繰り返す

このような状況に対して、みなさんはどうされていますか?
Excelで工程表を描きますか?
専用ソフトで細かく進捗管理しますか?
それでうまくいってますか?

■ 遅延のメカニズム

プロジェクトや作業が遅延するのにはメカニズムがあります。プロジェクトの構造的なこともあれば、人間の行動特性によるものもあります。
たとえば、夏休みの宿題や試験勉強のように、人間は「与えられた期限間近まで仕事を本気には始めない」という特性があります。これは学生症候群と呼ばれています。
また、人間は「複数の仕事を同時に行おうとすると混乱を来し、順に行うよりも時間が掛かる」という特性があります。これは悪いマルチタスクと呼ばれています。
他にもいくつか遅延のメカニズムはありますが、それよりも大きく影響している考え方があります。

細切れにゴールを設置するのではなく、全体最適を考える。それは、「プロジェクトをタスクの期日で管理すること」です。
個々のタスクの期日を守ればプロジェクトが納期通りに終わるはずだという考え方が前提になっています。しかし、タスクの期日にこだわると、最初からタスク期日は長く見積もられ、プロジェクトの期間全体が長くなります。しかも、人間の行動特性によっていつの間にか時間は使い果たされてしまい、いざというときには余裕がなくなっているということになります。
CCPMはタスク期日で管理せず、全体最適のための管理をします。
プロジェクトを納期通りに終わらせたいのであれば、
プロジェクトをタスク期日で管理するのをやめて、全体最適の視点が組み込まれたCCPMを運用してみてはいかがでしょうか。

■ CCPMでのプロジェクト運営

バッファを設け、バッファの残り具合で状況を知る。CCPMではタスクの繋がりの最後に"バッファ"という時間的なゆとりを配置します。
このときのひとつひとつのタスクはギリギリのチャレンジ期間、言い換えると「頑張って何事もなくうまくいけば達成できる期間」にします。すると、普通にスケジュールを組んだ時よりも1つ1つのタスクよりも短くなります。
担当者はこのタスクのつながりをリレー走者のようにこなし、タスクが完了したら速やかに次にバトンを渡していきます。

そして、"バッファ"の残り具合を傾向グラフで確認することによって、従来よりも先の状況を見通しやすくなります。もともと本当に必要な工期で計画された工程が、バッファによって常に保護された状態になり、先の状況も見通すことができているとしたら、プロジェクトの納期が守られる可能性が格段に高まるのではないでしょうか。CCPMはそれを実現します。

■ 複数プロジェクト環境でのCCPM

組織では常に複数のプロジェクトが走っています。CCPMは1つの(シングル)プロジェクトで実施しても効果がありますが、複数(マルチ)プロジェクト環境で実施すれば格段に高い効果が得られます。マルチプロジェクト環境でのマネジメントは、シングルプロジェクトでの運用とは違ったノウハウがあり、まだ実行していないプロジェクトも含めて先を見通しながら運用していきます。

シングルプロジェクトのノウハウもマルチプロジェクトのノウハウももっと深いものがあります。 世界中で実践され、結果を出しているノウハウを手にして、プロジェクト成功に役立ててみてはいかがでしょうか。

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